TROUBALLZ(トラボール)作品概要
ブートレグのマッドボールカルチャーに魅了され、そのオマージュ作品として2015年にリリースしたソフビ製のトイとして発売した作品。球体の中という制約の中で造形を表現する手法が気に入りオマージュを作りたいと思い制作した。
作品のサイズは本家、Madballsよりも少し大きめにし、各パーツ、表情にボリューム感を際立たせるために造形して作りこんでいます。本家Madballsは割とフラット目な造形ですが、こちらはリアリティとポップな80年代のトイカルチャーを追求した結果出来上がった作品です。手にとってもらうとわかりますが、見た目の灰汁の強さ、可愛らしさの中にある気持ち悪さが妙に愛おしくなる造形です。


丁度、ソフビの分割している箇所が脳みその部分になっているので、少し遊び心のあるギミックのような作りです。素材は軟質のソフビです。少し厚めのソフビで成型しているので、触り心地もボリューム感のある仕上がりです。
カラーバリエーション

基本色はパープルのソフビ素材で仕上げました。追加で、イベント販売用にモンスターグリーンと、ブルーの2色のソフビで成形して作りました。ブルーの方は少し硬めの素材で軟質ソフビと硬質ソフビの中間のような硬さで仕上げています。いずれも塗装に関しては最小限にとどめて80年代のチープさを表現しています。
TROUBALLZ 金型
トラボールの金型はこの球体の形状のソフビでは珍しい型の金型にしています。ちなみに日本で金型を作り、日本で成型しているので、正真正銘のメイドインジャパンのソフビです。昔ながらのソフビの作り方で職人さんによって1つづつ手作業で成型されています。



制作工程
原型は粘土造形して、その後金型を作るための特別なワックスで仕上げて、ソフビにするための金型を作ります。先ほども書いたように、このトラボールのソフビの作り方は、一般的な球体のソフビを作る手法とは違った製作方法をとっており、ワックスの原型を作る際、一度完成後に割って、新たに接着して作りなおしているので、かなり手間がかかる工程を踏んでいます。

